死神の精度~伊坂幸太郎
先日の「ゴールデンスランバー」(6/3のブログ参照)が、とても良かったので、先日図書館へ行ったついでに借りてきました

これ、死神の”私”の目を通して語られた短編集です。
いろんな人達の最後の1週間に立ち会うお話しで、所謂一般概念(?)の死神とは違っています。
なので、怖くない・・かな?
いや、もし自分に近づいてきた見知らぬ人が連続して一緒にいたら・・・やはり怖いな

始めの「死神の精度」というお話し、これは例外的に決定を翻す(つまり、死ぬ運命を変える)結果になるのですが、主人公の女性に救いがあってよかったです。
この女性は、良いこともなく、苦情受付の仕事で疲れきっていました。
”私”が会いに行ったとき、ちょうどストーカーまがいの電話を受け続けている時でした。が、その電話の主は意外な人物だった・・・
「恋愛で死神」
外見ではなく、中身を見てくれる人を探していた荻野。
彼はとうとうそんな理想の女性に出会います。
が、彼女はトラブルを抱えていて・・・
2人がお互いに、理想の人だと気付き、これから始まるところだったのに、”私”が「可」と報告したために、荻野は残念な最後を迎えます。
その荻野を見つけるのが彼女なのですが、その場面は読者の想像に任せてありますが、さぞかしショックであったろう・・・と、思いました。
ただ、この短編集最後の「死神対老女」で、彼女のその後を知ることか出来ます。
ここで、やはり救われた・・・と、思いました。
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